判断の筋道(Judgment DAG)

判断の理由から
結果の評価まで、
一本の流れで
つなぐ。

判断の筋道は、判断の理由、ほかの判断とのつながり、実行、評価を、崩さずに残すための技術上の仕組みです。ある判断が何を理由にし、何を許し、どの行動と結果につながったかを、はっきり残します。

判断の流れ

Observation
  -> Interpretation
  -> Judgment
  -> Commitment
  -> Action
  -> Outcome
  -> Learning
  -> Judgment update

見たこと → 読み解き → 判断 → 約束 → 行動 → 結果 → 学び → 判断の見直し

ただの履歴ではありません。あとの判断や行動が、どの前の判断をよりどころにしているかを確かめられます。

5つの段階

状況と事実(Context / Observation)
事実、見たこと、数字、いつのことか、どこからの情報かを、決まった形にそろえる。この段階では、まだ打ち手は選ばない
判断(Judgment / Decision)
状況を読み解き、優先順位、合っているか、やるかやらないか、方針を決める
お金と危険(Resource / Risk)
判断を、予算、時間、人、どこまで危険を取るか、誰の承認が要るか、どこまでやるかに落とす
実行と結果(Execution / Outcome)
許された範囲で動き、成果物と結果を残す。前の段階の判断や権限は書き換えない
評価(Evaluation)
結果を、先に決めた目的と評価の基準に照らす。権限がなければ、元帳を勝手に書き換えない

大事なのは、反対の見方で試せること

  • この判断が失敗するとしたら、どの前提が誤っているか

    前提
  • 反対案を最も強く説明するとどうなるか

    反対案
  • 見落としている関係者や損失はないか

    関係者
  • 判断基準同士が衝突していないか

    衝突
  • 新しい証拠が出た時に、何を見直すか

    見直し

反対の見方で試すのは、人から決める権限を取り上げるためではありません。承認する前に、判断の弱いところを見えるようにするためです。

公開しているパッケージで使えるもの

公開しているパッケージから、判断の筋道の型、事前のチェック、手元で動く実行役(runner)を使えます。抜け、ぐるぐる回るつながり、逆向きのつながり、範囲の食い違い、正しくない実行役の登録は、最初に実行役を呼び出す前に止まります。

import {
  executeJudgmentDAG,
  validateJudgmentDAG
} from '@unson/brainbase-mcp/judgment-dag';

考えていることが、すべてできあがっているわけではありません。成果物をずっと保管する機能、過去の実行のやり直し、結果の評価、人と AI の決める権限のルール、範囲の引き上げ(scope promotion)には、まだできていない、または計画中の部分があります。

判断を、 次の人とAIへ。

AI から、判断の背景を読み出す。